今年もこの季節がやってまいりました。
ほたる!ホタル!蛍!
当ブログでは、今までに飯能市の名栗や秩父市の上町で「ヘイケボタル」や「ゲンジボタル」を撮影した写真をご紹介しておりますが、今回は「ヒメボタル」の撮影に挑戦してきました。
今回は、撮影した写真と、ヒメボタルが生息している場所・活動時間帯などについてご紹介いたします。
ヘイケボタル、ゲンジボタル、ヒメボタルの発光の違い
ヘイケボタルやゲンジボタルの発光は「スー スー スー」という加減で、1回あたりの発光時間が長いため、撮影すると光の帯が写ります。
一方、ヒメボタルの発光は「ピカッ ピカッ ピカッ」という加減で、発光時間が短く点滅するため、撮影すると細かな光が点々と写ります。
秩父の山奥で乱舞するヒメボタル
秩父のヒメボタルの活動時期:5月下旬~6月下旬
ヒメボタルの撮影は、今回が初めてとなるので事前に生息地や活動時間帯を下調べした上で、撮影に臨みました。
現地に到着したのは24時を少し過ぎた頃。
秩父のヒメボタルが活発に飛ぶ時間帯は他の地域よりも遅く、23時~24時頃がピークになります。この日は現地に到着した24時頃が一番多く飛翔しており、2時半頃になると蛍の姿は見れなくなりました。
上記2点が今回撮影した秩父のヒメボタルの写真です。(比較明合成で数枚を合成しています。)
ヒメボタルを初めて撮影した割には上手く撮影できたのではないかと自賛していますが、次の機会には構図をしっかりと決めて撮影したいところです。
撮影ポイントの見つけ方
蛍のシーズンになると「ホタル 駐車場」という看板が道路沿いに設置されます。看板を見つけたらその通りに進みましょう。
きっとその近くでホタルが乱舞しているシーンが見られるはずです。
ホタルを見に行く際の注意事項
以下に示す注意事項は必ず守りましょう!
守らないと翌年以降ホタルが見られなくなる恐れがあります。
- 虫よけスプレーは使わない!
ホタル=虫です。 - ホタルに懐中電灯・ライトを向けない!
ホタルを見つけたらすぐに電源をOFF! - 他人の敷地内に入らない!
林や藪に立ち入らない! - ホタルの生息地を荒らさない!
秩父のヒメホタルは他のサイトでも割かし紹介されており、現地にもヒメボタル生息地の看板が立っていますが、それ以外にもヒメボタルが見られる場所がいくつもあります。
ホタル保護のためその他の詳しい場所については省略しますが、近くに寄った際には別のスポットを探してみるのもいいかもしれません。
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