埼玉県日高市の山の中にある『白銀平展望台(読み方:しろがねだいら てんぼうだい)』は、山の麓に広がる日高市内の風景を一望できるスポットです。
冬場など空気の澄んでいる日には、遠く離れたスカイツリーなど都心の風景まで一望することができ、夜景もキレイに撮影することができます。
今回は、そんな白銀平展望台から見える景色・風景についてご紹介いたします。
白銀平展望台(しろがねだいら展望台)
白銀平展望台(しろがねだいら展望台)は、JR八高線の高麗川~毛呂間に位置しています。
駅からは遠く、アクセス良好とは言えませんが、長距離を歩くハイキングコースとして人気があるスポットになっています。
標高195メートルとそこまで高い場所ではないものの、山頂に設けられた展望台からは見晴らしのいい景色が広がっています。
白銀平展望台の様子
白銀平展望台全体を撮影した写真です。
写真をタッチしながら動かすと、好きな角度で展望台の様子を見ることができます。
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
展望台のスペースはそれほど広くはありません。
街並みが見渡せるのは全体の1/3程度です。
展望台の両脇に伸びた木が視界を遮ってしまっているのが少し残念なところです。
太陽は、街の方から昇って、山側に沈んでいきます。
日の出を見る時には最高の日の出スポットになります。
白銀平展望台から見える街並み
今回は
- 季節は冬場
- 天気は雲一つない快晴の日に訪れ
- 夕方から日没にかけて
街並みを撮影してみました。
大宮方面の風景
展望台に登って、正面に見える風景です。
手前に見える工場は太平洋セメントの埼玉工場です。
その奥には、川越、そして大宮の高層ビル群が姿を現しています。
規模は小さいですが、工場夜景も狙えます。
茨城方面の風景
展望台に登って、左側に見える風景です。
ずらっと並ぶ高圧鉄塔の奥に見える山は茨城県にある筑波山です。
晴れていて空気の澄んだ日には、埼玉からでも筑波山の姿をはっきりと拝むことができます。
東京方面の風景
展望台に登って、右側に見える風景です。
空気が澄んでいる日には、墨田区にあるスカイツリーの姿を見ることができます。
木が伸びているので、新宿方面はギリギリ見えるか見えないかくらいです。
夕暮れから日没までの風景
山側に太陽が沈んでいきます。夕方は山の影が大きく出てきますが、日没直前はオレンジ色に染まるキレイな街並みを眺めることができます。
撮影当日は、日没直前になると若干靄が発生してしまったため、遠くの風景が少し霞んでしまいました。それでも約50km離れたスカイツリーの姿を見ることができました。
夜景:スカイツリーや都心のビル群
ここからは夜景のご紹介です。
写真を撮影する時には300mm以上の望遠レンズが必要になりますが、遠くに光るスカイツリー、都心のビル群、日高市内の団地を同じ1枚の画角に収めることができます。
日没後から15分程度の時間で暗さがガラッと変わります。
撮影の際は、日没前にある程度の撮影アングルを決めて待機しておきましょう。一気に暗くなるのでモタモタしていると撮影したいタイミングを逃してしまう恐れがあります。
展望台には街灯がありません。辺り一面真っ暗になります。レリーズなど準備するものがある場合は、暗くなる前に用意しておくと良いでしょう。
展望台周辺には外灯がないので懐中電灯を用意しましょう!
工場夜景:太平洋セメント 埼玉工場
最後に、白銀平の麓にある太平洋セメントの工場夜景を狙ってみました。
工場夜景と言っても大規模なものではなく、規模の小さい工場夜景になります。
大宮方面の夜景をバックに工場夜景が楽しめます。
オレンジ色に光っている手前の建物は工場の施設ではなく、日高市の文化体育館「ひだかアリーナ」です。
工場夜景をメインで撮影しようとしてもオレンジ色がどうしても目立ってしまうため、工場夜景を撮影したい場合には体育館の営業時間外に訪れた方が良さそうです。
【交通アクセス】白銀平展望台への行き方
電車・バスを利用した白銀平展望台までの行き方をご紹介いたします。
(最寄駅からのバスについての最新情報はバスの公式サイトでご確認ください。)
JR八高線高麗川駅から「国際興業バス」を利用して約35分。
1.「高麗川駅バス停」から「北平沢バス停」まで乗車。
2.「北平沢バス停」から徒歩で約25分。
施設情報
- 【 名称 】白銀平展望台(しろがねだいらてんぼうだい)
- 【 住所 】埼玉県日高市北平沢(地図で見る)
- 【営業時間】閉鎖時間なし
- 【駐車場】駐車場は無し、3台程度の駐車スペースあり
- 【公式サイト】なし