2019年3月16日より、西武鉄道でとんでもない斬新なデザインをした新型特急電車が走り始めます。
001系 特急「Laview(ラビュー)」号
現在の特急車両10000系「ニューレッドアロー号」を置き換える目的で登場しました。
ここ連日、デビューを前に車両性能試験や乗務員訓練などの試運転が行われていて、沿線住民はその姿を目にしていることも多いことと思います。
そんなLaviewのデビューを記念したイベント「新型特急車両『Laview』お披露目イベント」が西武球場駅前で行われるとのことで行ってまいりました。
新型特急車両『Laview』お披露目イベント
やってきました西武球場前!
今回のラビューお披露目イベントは西武球場前駅構内で行われます。
改札口の前には、記念撮影用に用意された電車のパネルが置いてありました。
早速、イベント会場である西武球場前駅のホームに入場します。
今回のイベントでは事前の申し込みが必要で、西武線アプリから参加券を入手して指定された時間内に入場する必要がありました。
Laview(ラビュー)に関するパネル展示
駅構内は一方通行。順路の通りに巡っていくとLaviewに関するパネル展示が行われていました。
こちらは、西武線の主要駅に掲出されているLaviewのデビュー告知ポスターです。Laviewのコンセプトである風景に溶け込む車両をイメージしたデザインになっています。
続いてこちらは、日本大学芸術学部と西武鉄道の協力プロジェクトとして、日大芸術学部デザイン学科の学生ならではの視点から新型特急車両「Laview」の魅力を発信するために作製されたデザインパネルです。
プラレール展示
西武線から新幹線の車両まで、プラレールで作られた大きなジオラマも展示されていました。
新旧・特急車両(ラビュー&レッドアロー)の撮影会
ここからがイベントのメインとなります。
3月16日からデビューする新型特急車両001系「Laview(ラビュー)」と、現行で活躍している特急車両10000系「New Red Arrow(ニューレッドアロー)」が並べて展示されました。
左側が今回の主役である001系ラビューの第一編成(001系A編成)です。
今までの西武線のイメージからは想定できないすごく斬新なデザインで、イメージ図が公開された時には度肝を抜かれました。
右側が現行で活躍中の10000系ニューレッドアローの第五編成(10000系10105編成)です。
通常のカラーは灰色をベースにした塗装が施されていますが、この編成だけは初代レッドアローである5000系の塗装を復刻した「レッドアロークラシック」として運行されています。
001系 Laview(ラビュー)外観
ラビューの運転台には、埼玉西武ライオンズのマスコットキャラクターである「レオ」のぬいぐるみが乗っていました。
上記の写真では「頬を赤くしてニッコリ笑っている」表情が再現されています。
ラビューの面白いところは、この様に前照灯の点灯の仕方で様々な表情を再現することができるのです。
曲線半径1500mm。先頭の湾曲部分がラビュー最大の特徴。
デザインが発表された当初は、ミサイルとか、座薬とか、魚肉ソーセージとか、色々と呼ばれていました。
側面に刻まれた列車愛称と車両番号。
外の風景が見やすい、開放感溢れる大きな窓が採用されました。
001系 Laview(ラビュー)車内 デッキ
列車内はほぼ全てのものが黄色で統一され高級感あふれる内装。
乗るだけで金運が上がりそうな感じがします。
ホテルみたいな内装。
トイレは車いすにも対応しています。
デッキ部分には防犯カメラが設置されています。
001系 Laview(ラビュー)車内 全体
1号車には2台分の車いすスペースが設けられています。
001系 Laview(ラビュー)車内 座席
座席の位置によっては、写真のように向かい合わせにすると窓の枠組みが真横になってしまうので注意。
車内に設置されたディスプレイは英語・中国語・韓国語にも対応しています。
001系Laview(ラビュー)の運転時刻について
2019年3月16日ダイヤ改正)
001系ラビューの運行時刻については、西武鉄道が発表したニュースリリースで確認できます。