まず初めに、防湿庫の購入を検討している方にお伝えしたいことがあります!
絶対に後悔するから、防湿庫は 一回り大きいサイズを買いなさい!
防湿庫の買い替えや追加購入は、金銭面などの負担が大きくなります。
- 新規で購入:5,000円程度の上乗せでワンランク上のサイズが購入可能
- 追加で購入:20Lサイズでも、15,000円程度が必要
『思っていたよりも小さかった!』『新しく買ったカメラやレンズが入らない!』となる前に、一回り大きいサイズを購入しましょう。
それでは、本題に入ります。
防湿庫『HAKUBA(ハクバ) E-ドライボックス 100L』をAmazonプライムデーが開催されたタイミングで購入しました!
HAKUBAの防湿庫は、ほかのメーカーに比べて安価で購入できるので、あまりお金を掛けたくない人にもオススメのメーカーです。
そんなわけで今回は、HAKUBAの防湿庫についてご紹介いたします。
HAKUBA 防湿庫 E-ドライボックス 100L
今回購入したのは「HAKUBA 防湿庫 E-ドライボックス 100L (KED-100AZ)」です。
電子式防湿保管庫タイプのもので、家庭用コンセントに繋いでおけば自動的に湿度を調節してくれるという優れもの。
私は容量100Lを購入しましたが、20L~128Lまでのバージョンがあります
スペックについて
除湿方式 | 乾燥剤除湿方式 |
---|---|
材質 | [キャビネット]スチール製粉体塗装(黒) [扉]強化ガラス、マグネット式ガスケット |
定格消費電力 | 20W |
電源 | AC100V 50-60Hz |
内寸法 | W356×H970×D310mm(突起部を除く) |
外形寸法 | W358×H990×D315mm(突起部を除く) |
容量 | 100L |
重量 | 24.5kg |
棚 | 寸法:W313×H15×D255mm ピッチ(間隔):約25mm 耐荷重:7kg/枚(分散荷重) |
付属品 | 棚×4、鍵×2、六角レンチ、棚マット×4、底マット×1、アジャスター足×4 |
湿気に弱いカメラやレンズなどの機材は、カビ対策が必須になります。
今までは、撮影機材と乾燥剤(シリカゲル)をパッキン付きの箱に入れて保管する「ドライボックス」をメインに使用していました。
が、機材の使用頻度が高く、何度もドライボックスの蓋を開けるため、湿度維持の手間が掛かっていました。
そんな訳で、今回湿度を自動で調節してくれる防湿庫を購入してみました。
「HAKUBA 防湿庫 E-ドライボックス 100L」を開封&設置
Amazonから念願の防湿庫が届いた!
そんなわけで、ハクバの防湿庫が届きました!
でかい!!!
事前にサイズは調べていたので予想はしていましたが、やっぱりでかい!
そして重い!!!
さすが100Lの大容量!
クロネコヤマトのおじさんが、ゼーハーゼーハー言いながら玄関まで届けてくれました。
では、早速
開封の儀!
段ボール in 段ボール。
ガラスが使われていますから、そりゃ、厳重に二重段ボールにしますよね。
こちらが中から出てきた段ボールです。
重くて持ち上がらないので、外側の段ボールは解体しました。
防湿庫 外観
段ボールを開封して、設置部屋に搬入してきました。
大きさは、3段式のカラーボックスより少し高いくらいのサイズ感です。
前面扉はガラス張りになっていて、中の様子を見ることができます。
(ガラスの反射で映り込みがひどいので、写真は扉を開けた状態で撮影しています。)
前面扉の右上部には、アナログ式の湿度計と温度計が備え付けられています。
防湿庫 内部
防湿庫内には、湿度を調整するためのコントローラーが設置されています。
湿度調整中は赤色のランプが点滅します。
基本はダイヤルを「中」に合わせて運用するようですが、住んでいる地域や季節・状況に合わせて変更します。
仕切りの棚板は全部で4枚入っていて、機材の大きさによって高さを自由に調節することができます。
棚は金属製ですが、上に乗せて使う機材保護用のマットが入っています。
機材を保護するために各棚マットを敷いた状態で使用します。
各棚は結束バンドで固定されています。
これは搬入時に動かないように使われているものなので、使用時には撤去します。
「HAKUBA 防湿庫 E-ドライボックス 100L」を実際に使ってみた
半日程度の動作確認を行う
棚などの設置が終わったら、ちゃんと湿度が下がるか試運転を行うことが推奨されています。
機材を入れず「空」の状態で半日程度運転させて、動作確認をします。
湿度設定のダイヤルを「中」の状態にして運転したところ、私の場合は湿度30%まで下がったことが確認できました。(埼玉・7月に実施)
動作確認に問題なし!
ついに運用開始!
無事に動作確認が終わりましたので、カメラやレンズなどの撮影機材を収納して本運転を開始します。
とりあえず、こんな感じに収納してみました。
上3段は撮影機材、下の段にトレーディングカードを収納しています。(棚を1段外しています)
今のところ空いている段にトレカを収納しましたが、今後増えるであろう撮影機材のスペースも確保できているので、ちょうど良い大きさの防湿庫を購入することができました!
Nikon Z9 買うんだもんっ!!!多分。
防カビ剤「レンズ フレンズ」も設置する
ドライボックスを使用していた時にも使っていた「防カビ剤」も併用して防湿庫に入れておきます。
防カビ剤の使用は好みに応じて判断すればいいと思いますが、防湿庫の公式ページに
防カビ剤『フレンズ』や『レンズがカビない君』を併用すればさらに効果的にカビ菌の繁殖を抑え機材を守ります。
と書いてあるので、こちらでも併用することにしました。
「HAKUBA 防湿庫 E-ドライボックス」メリット&デメリット
ここからは実際に使用してみて感じたメリット&デメリットについてご紹介します。
メリット
メリットは何といっても「自動で湿度を調節してくれる点」です。
撮影から帰ってきて機材を防湿庫に放り込んでおけば、次の日には、適切な湿度に保たれています。
ドライボックスを使っていた時は、除湿剤(シリカゲル)をレンジで温めて湿度を飛ばして再利用するという作業を毎回繰り返していたので、自動で湿度調節をやってくれるのはとても楽チンです。
デメリット(気になった点)
デメリットというよりかは、気になった点については以下の2つです。
- 設置場所が必要
- 防湿庫内がちょっと暗い
まず1つ目の「設置場所が必要」というのは、購入する前から分かっていたことですので、購入後に特に気にすることはありませんでした。
問題は「防湿庫内がちょっと暗い」という点です。
防湿庫は「HAKUBA(ハクバ)」以外にも「東洋リビング」「HOKUTO(ホクト)」などが有名ですが、防湿庫内にライトがついている商品も存在しています。(値段が高い)
ショーケースのようにライトで照らしてディスプレイすることができる商品もあります。
『別にライト付いてなくてもいいかな』と思っていたのですが、意外と暗いなと感じました。
何も見えないという訳ではないのですが、ライトがあったほうが、もっと良くなるだろうと思います。
ただ、カビ対策で購入するだけならコスパ面では圧倒的にHAKUBAが優れています。
【ライトを設置】デメリットを解消したらメチャクチャ良くなった!!!
ということで、防湿庫内に電気を設置してみました!
設置方法はとても簡単!
100均のLEDセンサーライトを防湿庫内に貼り付けるだけ!
ライトが点灯している時・してない時の違いが分かりやすいかと思います。
メチャクチャ使いやすくなった!嬉しい!!!
【作業時間:5分】LEDセンサーライト設置方法については、以下のページで詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。
まとめ:ハクバの防湿庫はコスパ最高!
一般的に100Lの防湿庫の価格は5万円程度ですが、ハクバの防湿庫は3万8千円程度と比較的安く販売されています。
それにも関わらず、機能面は特に問題はなく利用できているので、防湿対策をするだけであれば充分に買い得だと思います。
防湿庫おすすめです!