東京都青梅市と埼玉県飯能市を結ぶ「東京都道・埼玉県道28号(青梅飯能線)」
県道から飯能市道になり、現在は使われていない廃道となっている区間があります。
この区間には「畑トンネル」という廃トンネルもあり、心霊スポットとしても有名なトンネルとして知られています。
現在この廃道は車両の通行はできないものの、徒歩であれば通行することが可能です。
探索日:2016年05月
備考:2021年10月、老朽化に伴い畑トンネル内は立入禁止・完全封鎖となりました。
廃道と畑トンネル
今回は青梅市側からスタートしました。
入口には「車両通行止」の看板がありますが、「全面通行止」ではありません。
進むとすぐ速度制限標識が立っていました。が、上部がありません。
しばらく歩くと、また速度制限標識がありました。
こちらは廃れて地面に落下していました。
ポールの途中からポキっと折れてしまったようです。
今度は草むらにとけこむ道路標識。
スタート地点から5分くらいでしょうか。
次第に草木が多くなってきました。
今までの通りとはうって変わり、人ひとりが通れるくらいのスペースになると遠くにトンネルが見えてきました。
これが「畑トンネル(はたとんねる)」です。
一部では心霊スポットと言われているようですが、そんな気配は全くありませんでした。
トンネルを抜けた先には「畑トンネルの歴史」と書かれた看板が立っています。
明治時代に作られた埼玉県で初となるレンガ巻のトンネル。
見ごたえがありました。
トンネルの中から来た道を振り返る。
青梅側はこんな感じで草木を掻き分けないと通れませんでした。
ここまでの所要時間は10分くらいだったでしょうか。
畑トンネルを最後に、廃道区間が終了しました。