2018年11月3日に埼玉県狭山市にある航空自衛隊「入間基地」にて入間航空祭が行われました。
この入間航空祭の開催に伴い、10月中旬頃より入間基地所属の航空機が本格的な予行練習を開始しました。
今回の記事では、そのうちのC-1輸送機に注目して、予行練習の様子から航空祭当日までの様子をまとめてご紹介いたします。
また今回は、多くの人の注目を集めている“歌舞伎塗装”となったC-1輸送機についてもご紹介いたします。
T-4練習機の60周年記念塗装、航空祭の練習・本番の風景はこちらの記事をご覧ください。
(2018年11月3日追記)
入間航空祭当日に撮影した写真もあわせて掲載しています。
入間基地創設60周年 記念塗装機について
入間基地は今年2018年に基地創設60周年を迎えます。
これを記念して、航空機の塗装を記念のスペシャルマーキングに変更した機体が登場しました。
歌舞伎のスペシャルマーキング C-1 が登場
入間基地所属の第2輸送航空隊が保有するC-1輸送機。そのうちの1機(026号機)に60周年記念塗装が施され、10月5日に報道公開、10月9日に初飛行を行いました。
こちらが歌舞伎の特別塗装・スペシャルマーキング(通称スペマ)となったC-1(78-1026)です。紅白の塗装でとてもカッコイイデザインに仕上がっています。
実はこちらの歌舞伎塗装、10年前の50周年記念の時に実施しようと考えられていたそうなのですが、当時は実施することができず今回10年越しに実施されました。
入間航空祭2018 地上展示にて(C-1歌舞伎塗装)
2018年11月3日に行われた入間航空祭にて、60周年記念塗装の歌舞伎C-1が展示されました。特別塗装の気になる細部を見ることができましたので追加で写真を掲載いたします。
エンジンカバーも特別塗装にあわせて歌舞伎がデザインされたものが用意されていました。
頭に書かれている「弐」の文字は、C-1が所属している第2輸送航空隊の「2」を表しています。
歌舞伎塗装の実施期間について
歌舞伎塗装のマーキング期間は終了しました。
現在は、通常色に戻っています。
歌舞伎塗装の実施期間についてです。
公式からの正式な終了日については発表されていませんが、噂では2018年内には元の塗装に戻されるようです。
噂なので確定情報ではありませんが、撮影できる時撮影しておいた方がよろしいかと思います。
C-1×4機 展示飛行 入間航空祭の予行練習
2018年10月17日、第2輸送航空隊・第402飛行隊・C-1輸送機による航空祭の予行練習が行われました。
天候は曇り空でイマイチだったので、歌舞伎塗装のスペマ中心に撮影した写真をご紹介いたします。
予定時刻が近づき、スペマ機が先頭でタキシングしてきました。同じように航空祭当日もスペマ機が先頭で展示飛行が行われるようです。
入間基地の航空祭と言えば大編隊で飛ぶC-1が名物とも言えるので、2機少なくなってしまった分、少し物足りないかもしれません。
C-1×4機 展示飛行 入間航空祭当日の模様
C-1輸送機 4機による入間航空祭当日の展示飛行の模様をご紹介いたします。
歌舞伎塗装と通常塗装の2機によるファンブレイク。
鮮やかな機体が青空に映え、とても美しい姿を見せてくれました。
T-4 練習機
T-4練習機の60周年記念塗装、航空祭の練習・本番の風景はこちらの記事をご覧ください。
2018年10月17日、C-1予行練習の合間に撮影したT-4練習機をご紹介いたします。
紅白塗装のT-4
C-1の予行が終了したと同時に登場。ハイスピードタキシーを実施して、そのままエプロンに戻っていきました。
ロービジ塗装のT-4
つい先日登場したロービジ塗装のT-4です。
#797がエプロンに戻った後、離陸していきました。
このロービジ塗装も、入間基地の創設60周年を記念した特別塗装だそうです。