2016年10月13日、航空自衛隊入間基地にて「空軍参謀長等招へい行事」が行われました。
日本航空宇宙工業会が主催する2016年国際航空宇宙展の開催に併せて行われたもので、各国のお偉いさん達が集まりました。
前記事で掲載したT-4、C-1、F-2、F-4、F-15などによる予行同様の展示飛行とXC-2の搭乗体験も行われ、今回の一番の目玉となったXC-2初号機が初飛来となりました。
XC-2 体験搭乗
搭乗体験を終えてR/W17から降りてきたXC-2(68-1203)[飛行開発実験団/岐阜基地]
203号機はC-2量産初号機で、XC-2と呼ぶよりC-2と呼んだ方がよいかもしれません。
(※試験用に作られた機体は、機種の頭にXがついてXC-2のように呼ばれます。)
T-4(66-5604)[飛行開発実験団/岐阜基地]
203号機の随伴として上がったT-4も続けて降りてきました。
岐阜基地へ帰投
体験搭乗終了後、任務を終えた203号機はC-1FTBとともに13時頃に一足先に岐阜基地へ帰投。
最初にR/W17から上がったのはC-1FTB(28-1001)[飛行開発実験団/岐阜基地]
その後、14時40分頃から各機による展示飛行が開始されました。
既にご覧のように当日の天気は曇りのため、機体が映えないので展示飛行の写真は割愛します。
展示飛行が終わり、行事も終了したであろう16時頃、前日に初飛来していたXC-2初号機の帰投が始まりました。
まずは随行機のT-4(66-5604)がR/W17より離陸、続いてXC-2が離陸しました。
以前、岐阜基地に訪れた時には見ることができなかった201号機を、まさか入間基地で見ることができるとは思ってもいませんでした。天気はよくありませんでしたが、この機体を見ることができただけで満足です。
空軍参謀長等招へい行事の予行の様子はこちらからご覧いただけます。