独立行政法人水資源機構が管理する群馬県の「下久保ダム」にて、洪水調節ゲート(2門)と非常
今回このイベントに行ってまいりましたので、ダムから放流を行う様子をご紹介いたします。
下久保ダム50周年記念 放流設備点検イベント
やってきました下久保ダム。
すでにたくさんの人で賑わっています。
下久保ダムは群馬県企業局も管理しています。
この日の下久保ダムは、イベントのために常に1か所(洪水調節ゲート)から放流が行われていました。
普段は入ることのできない真横からの放流も楽しめました。
中央の穴は利水放流バブルです。
利水放流バブルからの放流シーンはこちらの記事にて取り上げています。
近くで見ることができるので、1か所だけの放流でもとても迫力がありました。
洪水調節ゲートからの放流を開始
ここからが今回のイベントの目玉!
放流ゲートを1か所ずつ徐々に開放して、4つのゲート全てから放流を開始します。
まずは、2か所目の洪水調節ゲート(オリフィス2号)からの放流が始まりました。
放流を開始する瞬間のダムを初めて見ることができました。
非常用ゲートからの放流を開始
続いて、1か所目の非常用ゲート(クレスト1号)からの放流が開始されました。
すごい迫力!
全門開放の瞬間
そして2か所目の非常用ゲート(クレスト2号)からの放流、全ゲート開放の瞬間です。
おっ!
おお!
おおおおおおおおおおおお!
これは凄い!まさに大迫力!
これこれ、ダムと言ったらやっぱりこうじゃないと!
今回のイベントでは
- 洪水調節ゲートからの放流は毎秒約6立方メートル
- 非常用ゲートからの放流は毎秒約3立方メートル
の水量を放流させていました。
ダムから放流された水しぶきで綺麗な虹が掛かっていました。
下久保ダムの内部に潜入
今回のイベントでは、普段立ち入ることのできないダムの内部に入ることができました。
この通路を奥まで進んで、ダム管理用のエレベーターに乗ってダムの天端に移動します。
ダムの天端
エレベーターに乗ってダムの天端にやってきました。下の方に駐車場が見えます。
天端の上には下久保ダムの名前が書かれた石碑があります。
この石碑は下久保ダムの“カド”に設置されています。この下久保ダムは全国でも非常に珍しいL字に曲がっているダムで、「主ダム」と「補助ダム」をつなぎ合わせたとこによって“カド”が生まれました。
ダムの天端には埼玉県と群馬県の県境があります。分かりやすいように看板も付いています。
先ほどの石碑がのある場所から離れてみました。この場所からであれば、この下久保ダムがL字に曲がっていることが分かると思います。
下久保ダムの交通アクセス
- 名称:下久保ダム
- 住所:埼玉県児玉郡神川町大字矢納1356-3(地図で見る)
- ダムカード配布時間:平日・休日ともに午前8時30分から午後5時00分まで
- 駐車場:無料駐車場あり
- 公式サイト:水資源機構下久保ダム管理所【神流湖ガイド】
神水ダム
イベント終了後は、下久保ダムの下流にある「神水ダム」にも訪れました。
下久保ダムで放流を行っていたため、こちらの神水ダムでも放流を行っていました。
神水ダムの放流は以前も見たことがありましたが、今回は放水量が多く、こちらも迫力がありました。
神水ダムの交通アクセス
- 名 称:神水ダム
- 住 所:群馬県藤岡市鬼石594-1(地図で見る)
- ダムカード配布時間:平日のみ午前9時00分から午後4時00分まで
※土日祝日年末年始は配布していません - 駐車場:無し(職員専用駐車場のみ)
- 公式サイト:群馬県 – 神水ダム