その商店街は三重県の四日市市にありました。
JR関西本線の四日市駅から徒歩2分。
探索日:2014年11月
明るい商店街!?「三和商店街」
メインゲートと思われる商店街の入り口には「明るい商店街」の文字。
その下には赤い文字で「暴力追放」と書かれていたであろう形跡が。
かつては多くの人たちで賑わっていたのでしょう。
しかし、今ではそんな景色も思い浮かばないくらい廃れています。
この商店街には、このメインゲート以外に3つの入り口があります。
その中でも一番衝撃的な入り口がありました。
それがこちら。
商店街の名前が書いてあったのであろう看板部分。
完全に崩れてしまい、木造の骨組みがむき出しになっていました。
この裏側はどうなっているのでしょうか?
う~ん、気になりますね。
では、入ってみましょう。
裏はベニヤでしたが、上のほうが欠けていますね。
そして、トタン屋根も半壊しています。
それにしても、エアコンの室外機が乗っている台がサビサビです。
そのうち落ちてきそうで怖いですね。
ちょっとした鉢植えのある、雰囲気のいい場所を発見。
お、ここは営業しているのかな?
いえ…そんなことはありません。
ドアには「危険」の張り紙。
行政が倒壊の恐れがあるかのチェックを行ったようで、あらゆる店舗に張り紙がありました。
そりゃそうですよ、どのお店もこんな感じなのですから。
いや、ドア、ありました。でも意味をなしていません。
左に「店はやっていません チラシ等は入れないでください」って書いてありますね。
『『え!?このお店やってないんですか!?!?』』
冗談はさておいて
ついに倒壊してしまったのでしょうか、
あったであろう建物がありません。
こんな商店街ですが
実は今でも数店舗だけ営業をしていたり
実際に住んだりしている方がいらっしゃいます。
なので、完全なる廃墟ではありません。
が、見に行く分には充分楽しめます。
探訪の際は、近隣の方にご配慮を。